TCH 歯の健康について

LIFESTYLE

TCHとは?

TCHとは、Tooth Contacting Habitという無意識に上下の歯を接触させる癖のことです。


1日に上下の歯が当たっている状態は、食事中、会話などトータルで約17分ほどと言われています。リラックスしている時には上下の歯には隙間が1-3mmほど開いているのですが、知らず知らずのうちに歯を上下当てていることがあります。

TCHの原因

PC作業中やスポーツ中、勉強中、ゲーム中、ストレスなど、緊張や集中状態で上下の歯が当たった状態が続くと無意識の癖となります。

GAMO
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私の場合は、頬の内側に横線の咬合線が入っていたのです。車やバイクの運転中にも無意識に歯が当たっていたのかも・・・

TCHの悪影響

TCHを放置しておくとさまざまな症状を発症する恐れがあります。

TCHをはじめ、噛みしめ、歯ぎしりなどを放置すると歯茎の血流が滞り、知覚過敏の悪化、口内炎や歯周病を発症させる原因にもなります。

顎関節に余計な筋肉の緊張がかかり、頭痛、肩こり、めまいを起こし、顎が開かない、痛いなど顎関節症になるリスクもあります。

最悪の場合には、歯が割れてしまうこともあります。

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歯医者さんに指で歯茎の付け根あたりの内側から頬を外側に押されると、コリのような痛みがありました。左の頬が特に痛み、無意識に緊張して血流が滞っていたようです。

私の知覚過敏は、TCHが原因でした。

歯の資産価値

歯の資産価値をご存じでしょうか?1本100万円~150万円と言われています。

親不知を入れると32本の歯の総資産は約3200万円~4800万円となりますね。

因みにアメリカでは、治療の内容にもよりますが、虫歯の治療に数十万円と高額になる場合もあるようです。

「芸能人は歯が命」というCMがありましたが、芸能人でなくとも歯は一生使うものですから、歯を失うリスクを減らす努力をするべきです。

TCHの治し方

まずは上下の歯を離す意識が重要です。

出典:日本歯科医師会 「朝昼晩」

TCHを含め、寝ている間に噛みしめや歯ぎしりをしていることもありますので、マウスピースを使用するとで改善が期待できます。保険適用が可能で、価格は3000-5000円程度で作ることができます。

マウスピース

まとめ

ストレスや集中している時に上下の歯を当てているTCHは、様々な歯のトラブルや病気の原因になり、歯を失うリスクを伴います。

TCHから起こる知覚過敏や歯周病などの早期発見、治療、改善をして一生使う歯を大切にしたいものです。

そのためには、定期的な歯科検診が大切です。

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